フリーソフトでも画像を編集するのに便利なものが沢山あるが、個人のブログ程度ならwindows標準のペイントだけでもそんなに困らない。まあ、特に勧めたりはしないけど。
CONTENTS
1. 編集内容
①トリミング
撮影した写真から、必要な箇所だけ切り取る。
②サイズ縮小
ブログ用にサイズを横640ピクセルに変更する。
③exif情報削除 (写真を撮影した際の位置情報など)
最近のカメラ(スマホについてるカメラも)は、exif情報を写真に付与するのでそれを消す。
これぐらいなら、標準のペイントで出来る。フリーソフトで、もっと色んなことできるものもあるけど、あんまり機能あっても使いこなせない。
実際のところ、このブログでもペイントしか使ってない。
2. 使用ソフト
- 『Windows標準のペイント』のみ
3. 手順(簡易版)
文章のみで手順を記載すると、以下のようになる。
①トリミング
- 画像を全選択して、画像全体を移動して左上に移動する。
- 画像を全選択して、トリミングボタンを押す。
- 選択領域の端を移動する。
②サイズ変更
- サイズ変更ボタンを押す。
- ラジオボタン「ピクセル」を選択して、横幅を指定する。
③exif情報削除
- 名前をつけて保存で、24ビットビットマップを指定して保存する。
- ビットマップ形式で保存したファイルを、再度ペイントで開く。
- 名前をつけて保存で、jpgを指定して保存する。
- jpgで保存したファイルのプロパティを開き詳細タブを選択。
- exif情報が存在しない事を確認。
4. 手順(詳細版)
今度は、実際に画像を使って、もう少し細かく手順を説明してみる。使用するのは、このスマホで撮った写真。

カメラ(スマホのカメラなど)の設定によるが、写真でとったままだと大きすぎるのでブログ用に編集していく。
①トリミング
まずペイントで写真を開くと、サイズが大きすぎてこんな表示になる。

これではなにがなんだかわからないので、Ctrl + マウスホイールを回転させて表示を縮小する。

いらない部分を消すために、画像を全選択 (Ctrl + A) して画像全体を移動して左上に移動する。

今後は、右側とした側を消す。再度画像を全選択 (Ctrl + A) して「イメージ」 >> 「トリミング」ボタンを押す。

画像の端に表示される小さな□(四角)を移動して、余分な箇所をトリミングする。

これで余分な箇所を消せた。

②サイズ変更
ここまでの時点では、ペイント上で縮小して表示しているだけなので、トリミングした分は小さくなっているものの、元のファイルのサイズは大きいまま。今度は、元のファイルサイズ自体を縮小する。
サイズ変更は「イメージ」 >> 「サイズ変更」ボタンを押す。

サイズ変更のダイアログが表示されるので「ピクセルを選択」し、水平方向に横幅を入力する。
以下の例では、横幅320にしてる。また、「縦横比を維持する(M)」にチェックが入っていれば、垂直方向も自動で数値が変更される。

数値を入力して「OK」ボタンを押せば、画像が縮小される。

画像の縮尺を100%に戻すと、こんな感じ。

③exif情報削除
最後にexif情報の削除。「ファイル」 >> 「名前を付けて保存(A)」を選択する。

「名前を付けて保存」ダイアログで、ファイルの種類を「24ビット ビットマップ(.bmp,.did)」を指定して保存する。

bmpファイルが新たに作成されるので、これを再度ペイントで開く。

bmpファイルを開いたら、さっきと同じ要領で「名前を付けて保存」ダイアログを表示し、今度はファイルの種類に「JPEG(*.jpg;*.jpeg;*.jpe;*.jfif)」を選択して保存する。

これでexif情報が削除されたjpgファイルが作成される。

実際にプロパティを確認すると、exif情報が消えていることが確認できる。

5.まとめ
パソコンで画像編集するような人なら、なにかしら専用のソフトを入れているだろうけど、いつもと違う端末を使うということもある。そんな時はペイントも活用できるんじゃあないかと思う。
僕の場合は単純にデフォルト好き気質で、標準機能でだいたいなんとかしたがる傾向にあるため、画像編集も標準機能でやっちゃう。