【Windows】パソコン初心者が知っておくべき使わないキー 3選

いつもお世話になっております。
RfromL.comです。

Winodws系パソコン操作のTipsといえば便利なショートカットキーが良く紹介されていますが、今回は使わない機能に関するキーボードのキーについて独断と偏見で3つを紹介します。

CONTENTS

1.概要
2.CapsLock
3.Insert
4.NumLock
5.おわりに


1.概要

Windowsパソコンを使い始めて文字入力作業をしていると、突然いつもと違う挙動になって慌てることがあります。
この挙動変化はWindowsのキーボードでキーに設定された機能が文字入力時の誤操作によって有効になってしまい起きることがほとんどなのですが大体が使わない機能です。
この使わない機能が有効になってしまうキー操作を予め知っておくことで、当突な挙動変化にもすぐに機能を解除するという対応が出来るようになります。

今回は挙動変化を引き起こすキーの代表として以下の3つを紹介します。
第1位 CapsLock
第2位 Insert
第3位 NumLock
※順位は僕の独断と偏見で発生頻度が高い順で並べました。

なお、今回の記事では例としてMicrosoft Surface ワイヤレスキーボードで各キーの位置を示しています。

2.CapsLock

読み
キャプスロック


キーの位置



機能
アルファベットを入力した時の文字を大文字で入力する


ON/OFF切替え方法
shiftキーとCapsLockキーを同時に押す


解説
個人的に使わない機能、栄えある第1位のキーです。
これはアルファベットを入力した時にのみ影響するものです。

例えばキーボードの「B」「C」「D」キーを順番に押すと

bcd

とアルファベットが小文字で入力されます。

同じ入力をCapsLockをONにした状態で行うと

BCD

と、アルファベットが大文字で入力されます。

アルファベットを大文字で打ちたい時に便利なキーなのかな。
と思いきや、実際にパソコンで作業していてアルファベットを大文字で入力し続けする機会が案外ないうえに、「Shift」キーを押したままにしておけば押している間の文字は大文字で入力できるという近い機能が存在する為、使う機会が滅多に無く活用し辛いキーとなってしまっています。


3.Insert

読み
インサート


キーの位置

機能
文字入力のモードを「挿入モード」「上書きモード」で切り替える


ON/OFF方法
Insertキーを押す


解説
このキーの機能を説明するには、まず「挿入モード」と「上書きモード」を知っておく必要があります。

①挿入モード
例えば「あいうえお」という文字列が入力されていて文字入力のカーソルが1文字目「あ」の前にあった時に「かきく」と入力すると

かきくあいうえお

となります。通常、文字入力している時はこの挙動になっています。

②上書きモード
先ほどと同じように「あいうえお」という文字列が入力されていて文字列のカーソルが1文字目「あ」の前にあった時に「かきく」入力すると

かきくえお

となります。つまりもともとあった文字列「あいうえお」のうち「あいう」の部分を、後から入力した「かきく」で上書きしてしまいます。

上記の2つのモードを切り替えるのがInsertキーです。

デフォルトのモードが「挿入モード」になっていて慣れているからなのか、「上書きモード」で入力したいと思うことはほぼなく使われないキーになっています。

使わない度ではCapsLockキーより上だと思うのですが、CapsLockキーに比べて誤って押してしまうような位置ではないので第2位かなぁと思いました。


4.NumLock

読み
ナムロック


キーの位置


機能
テンキーを「数字入力キー」モードと「カーソルキー」モードを切替える。


ON/OFF方法
NumLockキーを押す


解説
NumLockキーがONになっていると「数字入力キー」モードとなり、テンキーに記載されている数字が入力されます。



NumLockキーがOFFになっていると「カーソルキー」モードとなり、テンキーに記載されている数字ではない方のHome、End、PgUp、PgDn、上下左右の矢印キー、Insert、Delが機能するようになります。

テンキーを良く使う人にとっては非常にいらないキーなのですが、テンキーを使わないという人も一定数いるので順位は第3位にしました。


5.おわりに

今回は使わない機能のキーについて3つ紹介しましたが、使わないなら無くしてしまうという対応策もあります。
例えば、キーボード各キーの機能は自分用にカスタマイズすることもできるので、使わないキーに別の機能を持たせる。または機能自体を無効にしてしまうことで回避するという手です。

方法としては以下の手段でキーの機能を変更、無効化することができます。
①ツール利用して変更する
②レジストリの値を変更する
③IMEで変更する

ただし、あまりカスタマイズしすぎると他人のパソコン、共用パソコン、貸与されたパソコンなど自分用にカスタマイズされていないパソコンを利用するシーンに遭遇した際、うまく扱えなくなってしまう可能性があります。ですのでカスタマイズされてない状態にも慣れておく、またはカスタマイズし過ぎないようにしましょう。

また、今回紹介した3つのキーは僕の周りで使ってる人をみたことがないので使わない機能として紹介しましたが、機能として知っていれば意図して挙動変化させることで有効に活用する事もできうるのでパソコン操作に慣れてきたら使ってみても良いかもしれません。

以上です。
宜しくお願い致します。