買い物というものは案外買ってみると大して使わなかったなんてことがままあります。使うと思った。ほしいと思ったので買った筈なのに不思議なものです。
今回は、買い物に失敗しない為の対策案の一つとして購入前に一旦保留してみるという方法についてです。
なお、当記事は基本的に一人暮らしの生活における状況を想定して記載しています。
CONTENTS
1.購入を一旦保留にする対象
2.保留してみてどうするのか
3.買った後の判断も大事
1.購入を一旦保留にする対象
購入を一旦保留にする対象を決めるにため、まず生活に必須のなものを把握します。
まず、電化製品で一般的に必須と考えられているものは以下の8つです。
①洗濯機
②掃除機
③テレビ
④エアコン
⑤冷蔵庫
⑥電子レンジ
⑦スマートフォン(携帯電話)
⑧パソコン
人によって多少の増減はあるかもしれませんが、大体はこの8つ程度が一般的に必須と考えられているものと思われます。
必須なもの以外は全て、あってもなくても生活に支障が無いものとして考えると、この8つ以外は購入する際に一旦保留するものとなります。
2.保留してみてどうするのか
実際に購入しようとしていたものを保留したとします。
保留してみてしばらくすると、購入しようと思っていたことを忘れてしまうことがあります。
そうなったものは基本、特に必要でないものという可能性が高いです。
次に購入を保留してしばらくしても、購入しようと思っていたことを忘れなかった場合です。
この場合は購入しようとしているものについて考える機会を設けます。
ここで今度は本当に必要なものか、別の手段で解決できないかを考えます。
僕の場合を例にして書いてみます。
例えばプリンターの購入を検討したことがありました。
頻繁に使うってわかりきってるなら、考えるまでもなく必要なものに仕分けられます。
ですが僕の場合で考えると、印刷する機会が滅多になかったです。
購入を考えた当時、印刷したい時に自分がどうしているかを考えるとコンビニプリントで済ませていました。
購入を考えている時点で印刷する機会が滅多に無い。ということは感覚的にわかっているわけですが、実際にどの程度使っているか月当たりの具体的な使用回数を思い浮かべてみると、多くても1ヶ月に一回、少なくて2ヶ月に1回程度でした。ここまで具体的な数値を把握してみると、やっぱり要らないなと感じて購入したいという衝動が収まってきます。
こんな感じで購入の際に一旦保留して考えてみる。というワンクッションを置くというのは買い物を失敗しない為の方法として、簡単な割に案外効果があります。
大事なのは月当たりの使用回数など、具体的な数字を考えてみることです。
3.買った後の判断も大事
別にミニマリストを目指しましょうというわけでも無いので保留して、考えてみた結果「やっぱり必要だ。」となれば購入してみても良いです。
それでも買ってみた結果、やっぱり使わなかった。ということはどうしても発生してしまいます。
その時は諦めて捨ててしまうか、売れるものなら売ってしまうか、いずれにしても手放すようにした方が良いです。
これは過去記事「ミニマリストでなくてもいらないものはちゃんと処分すべき理由」でも書いた通り、失敗したことを認めないと同じことを繰り返してしまうためです。
結局手放したという経験があると、ちゃんと考えて必要なものだけを所有するようにしなければ、また手放すという面倒な手間が発生してしまうぞ自分!と言い聞かせることができ、衝動買いによる失敗を防ぐ抑止力になります。