iPhoneで「」(かぎかっこ)を入力する際、普通に考えれば「かぎかっこ」と入力して変換すると思います。これでも大した手間でもないのですが、もっと簡単に「」(かぎかっこ)を入力することができます。
というわけで今回はフリック入力を使い一瞬で「」(かぎかっこ)を入力する方法について紹介します。
CONTENTS
1.はじめに
2.入力手順
2.1.手順①かな文字入力のパネルを表示
2.2.手順②「や」の入力候補を表示
2.3.手順③左にフリックして”「”(左括弧)を入力
2.4.手順④「や」の入力候補を表示
2.5.手順⑤右にフリックして”」”(右括弧)を入力
3.他の括弧の入力
4.おわりに
1.はじめに
今回紹介する「」(かぎかっこ)を一瞬で入力する方法はフリック入力で行うことを前提にしているので使用する場合は、フリック入力設定をオンにしておく必要があります。
実機の画面を伴った手順説明は次項「2.入力手順」で行いますが、先に文章のみで簡単に手順を記載すると以下の通りです。
①かな文字入力のパネルを表示
②「や」をタップしてフリック入力候補を表示
③”「”(左括弧)の場合、左にフリック。”」”(右括弧)の場合右にフリック
なお、今回使ったiPhoneの環境は以下の通りです。
機種名 | iPhone 7 |
システムバージョン | iOS 15.7.1 |
2.入力手順
実際に画面を伴って入力手順を説明します。
文字入力に際しては、iPhone標準メモアプリを使用しました。
2.1.手順①かな文字入力のパネルを表示
「あいう」と表示されたボタンをタップして、かな文字入力パネルに切り替えます。
初期表示で「かな文字入力」になっていればよいですが、文章を入力している最中などで英字入力パネルになっている時はこの操作が必要です。
2.2.手順②「や」の入力候補を表示
「や」をタップしっぱなしにして、フリック入力候補を表示します。
2.3.手順③左にフリックして”「”(左括弧)を入力
「や」のフリック入力候補を表示したまま、指を左にスライドします。
これで左括弧が入力できました。
関係ないですが、入力候補のクリスマスカイってなんでしょうね。
2.4.手順④「や」の入力候補を表示
手順②と同様に「や」をタップしっぱなしにして、フリック入力候補を表示します。
2.5.手順⑤右にフリックして”」”(右括弧)を入力
「や」のフリック入力候補を表示したまま、指を右にスライドします。
これで右括弧が入力できました。
「」の入力手順は以上です。
3.他の括弧の入力
手順の説明では、「」(かぎかっこ)を入力しましたが、他にも以下のようなかっこが存在しています。
[] | 角括弧 | かくかっこ |
『』 | 二重鉤括弧 | にじゅうかぎかっこ |
() | 丸括弧 | まるかっこ |
{} | 波括弧 | なみかっこ |
【】 | 隅括弧 | すみかっこ |
〔〕 | 亀甲括弧 | きっこうかっこ |
〈〉 | 山括弧 | やまかっこ |
《 | 二重山括弧 | にじゅうやまかっこ |
上記のような他のかっこを入力したい場合は、いちどフリック入力で「(かっこ)をだすと変換候補に表示されるので候補一覧から使いたいかっこを選択することで入力できます。
変換候補に目的の括弧が表示されていない場合は、変換候補の一番右の下向きさんかくをタップします。
下向きさんかくをタップすると変換候補が全て表示されます。
ここで示した手順は左括弧の場合ですが、右括弧も同様の手順で他の種類の括弧を入力できます。
4.おわりに
僕自身、普段からiPhone標準メモアプリで日記兼メモを書いているので、iPhoneで文字入力を行うことが多いですが僕の環境では「かっこ」の変換候補で先頭に表示されるのが「」と閉じた状態の括弧がでてきます。
これに関しては直近で使った候補が先頭になるのですが
・「」(閉じた括弧)を使いたい時
・「(左括弧)だけ使いたい時
・」(右括弧)だけを使いたい時
いずれも変換候補には存在していますが、それぞれを使ってしまうと変換候補の表示順が毎回変わってしまうのが煩わしいです。
なので結局は毎回「」(閉じた括弧)を変換候補から選択していました。
そのためフリック入力候補を使う以前は、一度「」(閉じた状態の括弧)を入力してから要らない方の括弧を消したりしていました。
個別の入力方法として
・「(左括弧)だけを出したければ、「ひだりかっこ」と入力して変換
・」(右括弧)だけを出したければ、「みぎかっこ」と入力して変換
とすることでも、別々に入力は出来るのですが文字数が多くて地味に手間です。
また「」(かっこ)は割と多様するので、ワンフリックだけで入力できるのは非常に楽です。
知っているだけで使える操作なので、iPhoneで「」(かっこ)をよく使う人は普段の入力に取り入れてみると文章入力が少し楽になると思います。
今回は以上です。
それではまた!