iPhoneでメモをとる時、メールを打つ時など、文字入力を行う際に日付と時刻を合わせた日時情報を入力したい時があります。
例えば「2022年7月14日 火曜日 09時30分」を毎回手打ちで入力するのは少し面倒です。
今回は上記のような日時情報を簡単に入力する方法について「入力変換」による方法と「ショートカット」による方法の2つを紹介します。
CONTENTS
1.入力変換で日時を入力
1-1.日付
1-2.時刻
2.ショートカットで日時を入力
2-1.ショートカットの作成
2-2.使い方
3.おわりに
1.入力変換で日時を入力
この方法での入力結果は以下画像のようになります。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_001.jpg?resize=374%2C156&ssl=1)
※現在日時「2022年07月15日 金曜日 11時15分」の場合の表示です。
1-1.日付
方法は”きょう”と入力して変換ボタンを押して表示される変換候補から選択するだけです。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_002.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
曜日部分も同様に”きょう”と入力すると変換候補から選択することができます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_003.jpg?resize=286%2C512&ssl=1)
日付部分についてはこれで入力ができます。
1-2.時刻
時刻については数字を手打ちする必要があります。
現在時刻が11時15分であれば”1115″と入力して変換ボタンを押すと時刻フォーマットの変換候補が表示されます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_004.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
これで日時情報を入力することができます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_005.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
入力変換による現在日時の入力方法はこれだけです。
2.ショートカットで日時を入力
この方法での入力結果は以下画像のようになります。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_006.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
※現在日時「2022年07月15日 金曜日 12時59分08秒」の場合の表示です。
なお、ショートカットによる入力についてはIphone標準のショートカットアプリを使用しますが、アンインストールしてしまっている場合は、再インストールしておく必要があります。
2-1.ショートカットの作成
①「ショートカット」アプリをタップして起動します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_007.jpg?resize=95%2C101&ssl=1)
②ショートカットアプリが起動したら画面右上の「+」印をタップして新規ショートカットを作成します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_008.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
③画面下部の入力欄「App およびアクションを検索」に「日付」と入力して検索します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_009.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
④検索結果から「日付」を選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_010.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
⑤「次のアクションの提案」にある「日付をフォーマット」をタップして追加します。
提案に「日付をフォーマット」が表示されない場合は、画面下部の「すべてのアクション」をタップしてアクション一覧から「日付をフォーマット」を選択して追加します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_011.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
これで「日付をフォーマット」のアクションが追加されます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_012.jpg?resize=286%2C512&ssl=1)
⑥「日付をフォーマット」の編集仕様をカスタムに変更します。
「日付をフォーマット」アクションの下図の右矢印のようなアイコンをタップします。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_013.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
日付フォーマットの右にある「短い」と表示された箇所を選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_014.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
日付フォーマットの一覧が表示されるので「カスタム」を選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_015.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
⑦日付フォーマット「カスタム」の編集仕様を変更します。
デフォルトでは「EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z」が設定されています。
この設定だと「金, 15 7月 2022 22:31:37 +0900」のように表示されます。
編集仕様の変更は「文字列をフォーマット」の「EEE, dd MMM yyyy HH:mm:ss Z」が表示されている箇所をタップします。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_016.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
「文字列をフォーマット」の内容を「yyyy.MM.dd EEE HH:mm:ss」に書き換えます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_017.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
⑧アクション「クリップボードにコピーする」を追加
画面下部の「Appおよびアクションを検索」に「クリップ」と入力して検索します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_018.jpg?resize=289%2C512&ssl=1)
検索結果に「クリップボードにコピー」が表示されるので選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_019-1.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
これで「フォーマット済みの日付をクリップボードにコピー」するアクションが追加されます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_020.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
⑨ショートカットの名前を設定します。
「ショートカット名」と表示された箇所を選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_021.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
日時情報を取得する機能なので「タイムスタンプ」という名前にします。
※このショートカット名は好きな名前を設定して問題ないです。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_022.jpg?resize=289%2C512&ssl=1)
⑩ホーム画面に作成したショートカットを追加します。
画面右上の設定ボタンを選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_023.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
「ホーム画面に追加」を選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_024.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
「追加」ボタンを選択します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_025.jpg?resize=289%2C512&ssl=1)
ホーム画面に「タイムスタンプ」ショートカットのアイコンが表示されます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_026.jpg?resize=287%2C512&ssl=1)
これで日時ショートカットの作成は完了です。
2-2.使い方
ホーム画面に追加した「タイムスタンプ」ショートカットをタップしてショートカットを実行します。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_027.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
実行すると日時情報がクリップボードにコピーされます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_028.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
取得した日時情報はテキスト入力するアプリでペーストすれば張り付けて使用することが出来ます。
今回はiPhone標準メモアプリに張り付ける場合を例としています。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_029.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
ペーストすると、クリップボードにコピーされていた日時情報が入力できます。
![](https://i0.wp.com/rfroml.com/wp-content/uploads/2022/07/iPhone-current-datetime_030.jpg?resize=288%2C512&ssl=1)
ショートカットでの日時情報入力方法は以上です。
3.おわりに
今回の日時情報を入力する方法は、iPhone標準メモアプリで日記兼メモを書いているので、メモ内容に日記を書いた日時、メモを書いた日時を入力するために使用しています。
当初は「入力変換」で日時を入力していましたが
①毎回変換操作するのが少し手間
②日付のフォーマットが気に入らなかった
という不満点があった為「ショートカット」を作成して日付を入力する方法に変更しました。
ただ、lineなどで日時を使いたい場合は「入力変換」を使っています。
今回作った「ショートカット」で入力すると日付だけ、時刻だけという入力をしたい時、入力した後に不要な情報部分を削除するという手間が発生してしまう為です。
また「入力変換」はいくつか書式が用意されているとはいえ、決まったものしか選択できませんが「ショートカット」は書式も自由に変えられる。且つ他のアクションを追加して更にカスタマイズも出来るので、自分にあったショートカットにしてみてください。