【iPhone】日記をつけるならiCloudメモが使いやすい

今回はiPhone標準のメモアプリ(以降、iCloudメモ)での日記の書き方、考え方についてです。

CONTENTS

1.はじめに
2.iCloudメモで書いてる日記の実例と解説
3.iCloudメモで日記を書く理由
4.これまでに試した方法とやめた理由
5.おわりに


1.はじめに

日記をつける手段としては日記アプリ、紙のノート、ブログなど様々あります。
実際に僕もこれまで色々な手段で日記を書くことを試してみましたが、結果は長続きしませんでした。
最終的にたどり着いた現在の日記は「iCloudメモ」です。

また、色んな方法を試すうちに考えた継続する為の一つのコツとして、以下の2点が有効でした。
①毎日継続しようとしない
②日記兼メモ帖とする

以下にそれぞれ説明します。

まず「①毎日継続しようとしない」とするのは、毎日書こうと決めると1日でも描けなかった場合にモチベーションが下がって、結果的に書く気がなくなってしまうからです。

はじめから毎日書かなくていいとしていれば、2日書かなかったり、1週間書かなかったりした場合でも長期でみれば継続してると考えれば、前回の日記から1週間後になっても再開しやすいです。

次に「②日記兼メモ帖とする」については、日記は通常1日一回書くものという認識でしたが、日々の出来事、考えた事、思いついた事なんでもその場でメモとして記録していくようにします。
本当に単語メモレベルでも書いちゃいます。
「自分用メモ=日記」としてしまうことで、結果的に日記になったという感じです。

「日記をつける」と考えてしまうと変に綺麗に書こうとしてしまうので書くことのハードルが上がってしまいます。
どうせ自分しか見ないので、綺麗に書く必要は無いと認識しちゃいましょう。


2.iCloudメモで書いている日記の実例と解説

①iPhoneでiCloudメモのアプリを起動した画面

この画像を見ると分かる通り、日記のメモは年単位で1ファイルにしています。
これは日記のファイルがたくさんあると管理が面倒になるためです。

それでもすべての日記を1ファイルにしてしまうと、それはそれで見返す時にスクロールが大変になるので2022年の日記で1ファイルというように年単位にしています。
どうしても文章をたくさん書いてしまうという人は、「日記 2022年01月-06月」とかのファイル名にして半年単位で管理したり、区切る期間を少し短くしても良いです。

また、画像のように日記のメモをピン留めしておくと、色んなメモに埋もれなくてすむのでおすすめです。

②日記のファイルを開いた画面

ファイルの内容は、記載日時とメモの組み合わせで記録しています。
日時の書き方は以前投稿した記事「【iPhone】現在の日付、時刻を入力する方法(入力変換と日付ショートカット)」で紹介した方法を使っています。

また、毎回メモファイルの先頭に追記しているので、並びとしては下に行くほど古い日記になっています。
理由はメモを開くと、常にファイルの先頭が表示される為です。
これを下にいくほど新しい日記になるよう決めてしまうと書くたびにメモの最後までスクロールすることになって面倒くさいです。
継続のコツには書いてなかったですが、面倒くさいことは継続の妨げになるので出来るだけ簡単にしています。


3.iPhoneのメモで日記を書く理由

理由は以下の三つです。

①いつでも書けるから
②閲覧・編集する際にデバイスを選ばないから
③アプリ自体が使いやすいから

それぞれ以下に詳しく書いていきます。

「①いつでも書けるから」
これが一番の理由です。
基本はメモとして書くので、思いついた時にいつでもその場で書けることは重要です。
現在、スマホはほぼ誰でも持ってますし、どこにいても手の届く範囲においている人がほとんどだと思います。なので、スマホで書ければいつでも書くことができます。

「②閲覧・編集する際にデバイスを選ばないから」
これも結構重要です。

iCloudメモはスマホ、タブレット、パソコンのいずれからでも閲覧、編集が可能です。
出先でスマホを使って記録した日記を、帰ってからパソコンで少し補足を追記したり出来るのは便利です。

また、デバイスに依存しないというのは、Apple製品に限りません。
iCloudメモはWEB版もあるのでブラウザさえ使えればWindows、Androidからもアクセスできます。
使い方はブラウザでiCloud(https://www.icloud.com)に接続するだけです。

「③アプリ自体が使いやすいから」
これはちょっと具体的に言えないんですが、なんか使いやすい・・・
恐らくUIのデザインが優れているんだと思います。


4.これまでに試した方法とやめた理由

「1.はじめに」で現在のiCloudメモに行きつくまでには色々試して結局継続できなかったと書きましたが、実際に以下の方法を試してみました。

①紙のノート
②ブログ
③カレンダーアプリ
④日記アプリ
⑤Googleドキュメント
⑥Google Keep
⑦Twitter

結構つかってますね。
それぞれやめた理由については以下で説明していきます。

「①紙のノート」
これは個人的な理由ですが、僕自身がミニマリストなので物理媒体を減らす過程でやめたというのが理由です。
継続はできなかったですが、ノートで書いた分は写真で撮ってクラウドに上げたので日記のノートは捨てました。

ただ、ノートで日記をつけるのはやめましたが、考え事を纏めたい時などは今もノートを使っているので1冊だけはノートを用意しています。
1冊が埋まって新しいノートに切り替わったタイミングで、古い方のノートを電子化していくというサイクルで続けています。

「②ブログ」
スマホでもパソコンでも閲覧、編集が可能ですが、人に見られる状態になっているとなんでも書くっていうことが心理的に出来ないのでやめました。
と思って、はてなブログで記事を非公開にして書くことも試したけれど、やっぱり続かなかった。

ブログのプラットフォームによりますが、文字の装飾や、レイアウトなど色んな機能があるせいで「書く」事に集中できないように感じました。

結論。ブログは情報をシェアする目的で利用するものなので、シェアすることを目的としていない日記とは合わない。

「③カレンダーアプリ」
だいたいのカレンダーアプリは日付ごとに少し文章を入力できる機能がついているので日記として使えないかと思ったけど、いちいち見たい日を開かないといけないのが後で見返しづらいのでやめました。

「④日記アプリ」
パソコンとの共有がし辛いということと、カレンダーアプリと同様にいちいち見たい日のページを開かないといけないのが見返しづらいのが多いのでやめました。

「⑤Googleドキュメント」
悪くはなかったんですけど、iPhone版のアプリはiCloudメモに比べて操作性が良くなかった。
パソコンからもブラウザだけで閲覧・編集できるし、惜しい感じ。

やめた方法のひとつではありますが、Androidスマホだったらこれをスマホとパソコンの日記兼メモのツールとして使うのはありかもしれません。

「⑥Google Keep」
これもメモアプリではあるのですが、付箋のように使うことを目的としてデザインされているので、日記として使うには適さなかったです。

「⑦Twitter」
新規でアカウントを作って、フォロー数ゼロ、フォロワー数ゼロのまま鍵アカウントにしたらツイートを日記、メモに使えないかと思って試してみたけど、一回書いてツイートしてしまうとあとで編集できないという理由でやめました。


5.おわりに

今回は日記をつける方法としてiCloudのメモを紹介しました。
これに加えて過去記事の「【iPhone】片手で文字入力をしやすくする「片手用キーボード」設定」をやっておくと、多少入力がしやすくなります。