普段現金の使用があまり無いので、現金硬貨は持ち歩かず自宅で保管しています。これまでは筒状プラ容器に纏めて保管していましたが、今回はカール事務機 コインケースを購入して自宅の現金硬貨管理方法を少し変えてみました。
CONTENTS
1. 現状分析
基本は財布を持たず、支払いはほぼキャッシュレスで生活しています。
それでも現金を使用する場合というのがゼロではないので、その際のお釣りが現金硬貨として手元に残っていました。
この手元に残った現金硬貨についての管理が以下の流れです。
- 筒状プラ容器(※1)を2本用意する
- 現金を使った時に発生したお釣りを財布に入れる
- 帰宅時に硬貨を全て1.の容器に入れる
- 容器2本分が一杯になったら、容器1本分だけゆうちょ銀行口座(※2)にATMで入金する
- 硬貨を入金した銀行口座から楽天証券口座に入金する
- 楽天証券口座から楽天銀行口座に移動する
※1)飲み口が大きめの小型ペットボトル。
※2)硬貨の入金が可能なATMがある銀行ならどこでもいいです。ただし、入金手数料が取られない銀行がいいですね。
これまでこの流れを実践してきたことを思い返してみて、手順3.で使っている容器に問題があることが分かりました。
上図容器での保管にある問題点は以下の点です。
- 硬貨の種類に偏りがでる。
- どの種類の硬貨が多いのか少ないのかわからない。
- 取り出したい硬貨を取り出しにくい。
1点目。硬貨の種類が偏るとなにが問題なのか。
現金での支払いが事前に1円単位まで分かっている際、お釣りが発生しないようにぴったり払いたいと思う性質なので、現金をぴったりに用意しようとして特定の硬貨が足りなくて結局またお釣りが発生してしまいます。
2点目。これは1点目の状況を引き起こす原因になっているのですが、容器に6種類の硬貨が雑多に入っているので各硬貨が何枚入っているのか把握出来ないです。
例えば1円玉の枚数が少なかった時、埋もれてしまってそもそも1円玉が入っているのかどうかは出してみないと分からないです。
3点目。毎回ではないですが目的の硬貨が容器の下の方にしかなかった時、一回全部出さないと欲しい硬貨が取り出せなくて大変面倒でした。
この問題点改善の為、現金硬貨保管用の容器変更を検討しました。
2.検討
<詳細情報>
- 収納枚数
- 各硬貨50枚
- 収納金額
- 33,300円
- サイズ
- W151×D121×H32mm
- 重量
- 約154g
- 材質
- PP(ポリプロピレン)
素材もプラ(PP)と特殊な素材でもないし、サイズも大きくないので不燃ごみの日で処分できますので処分のしやすさは○です。
冒頭にも書いた通り、実際に購入したコインケースです。
割とお安いのがポイントで、試してみるのに良い価格かなと思います。
<詳細情報>
- 収納枚数
- 500円、50円、5円各4枚ずつ
- 100円、10円、1円各5枚ずつ
- 収納金額
- 2,775円
- サイズ
- W92×D46×H12mm
- 重量
- 約10 g
- 材質(コインホルダー本体)
- ABS樹脂(アクリロニトリル ブタジエン スチレン共重合合成樹脂)
素材はプラ(ABS樹脂)、サイズ的に不燃ごみの日で処分できますので処分のしやすさは○です。
サイズも小さくて場所とらないし、硬貨の種類ごとの収納枚数もそんなには要らないかなぁともちょっと考えたので、最初はこれにしようかなと思ってました。ただ、硬貨6種類全てが埋まっていないといろんな金額パターンの支払いに対応するのが難しそうです。
その点を考慮して実際の運用を考えてみると、基本的にはキャッシュレスで決済しているという前提があるので、現金硬貨の発生自体が少ないです。
そのため一回使ってしまったあとコインホルダーを常にフル補充の状態を維持出来ない可能性が高いです。
上記の理由からコインホルダーは検討結果で除外されました。
僕の現金硬貨保管の運用には合わなそうでしたが、恐らく以下の様な用途で外出時に持ち歩くには向いてるのかなといったところでしょうか。
- 通常の財布と一緒に持ち歩いて、財布の機能拡張
- 紙幣のみ収納の財布と合わせて持ち歩いて、通常の財布の代替
- マネークリップと合わせて持ち歩いて、通常の財布の代替
※通常の財布とは、硬貨、紙幣、カードが収納できる財布を想定してます。
<詳細情報>
- 収納枚数
- 各硬貨50枚ずつ
- 収納金額(※硬貨のみ)
- 33,300円
- サイズ(蓋を閉じた時の外寸)
- W190×D140×H66mm
- 重量
- 約:295g
- 材質
- 強化プラスチック
素材は強化プラスチック、サイズ的に不燃ごみの日で処分できますので処分のしやすさは○です。
上段が硬貨の収納トレイになっており、上段のトレイを外すと下段に紙幣、印鑑、通帳、領収書などを収納できるフリースペースになっているようです。
硬貨の収納枚数がカール事務機 コインケースと同じなので、①に機能追加したものと捉えて問題無いと思います。
サイズ的にはそこまでは大きくないですね。今回購入したコインケースと比較してみると高さは2倍ありますがそれ以外は一回り大きいくらいです。
<サイズ比較>
商品名 | W | D | H |
カール事務器 コインケース CX-1000 | 151 | 121 | 32 |
ナカバヤシ キャッシュキャリーケース | 190 | 140 | 66 |
検討した結果からは現状紙幣は財布に入れたままで保管で管理しているので購入除外となりましたが、いまだに正直これもいいなとは思ってます。
3.硬貨を収納
商品到着。箱裏面の商品詳細の写真はクラウドに上げておいたので即捨て。
別に写真を撮っておかなくても商品詳細はAmazonの商品ページでも見れますし、カール事務器サイトの商品詳細ページでも確認できます。
早速購入したコインケースに硬貨を移し替え、併せて全部の枚数を数えたところ以下の結果でした。
500円玉 | 100円玉 | 50円玉 | 10円玉 | 5円玉 | 1円玉 |
24枚 | 106枚 | 24枚 | 73枚 | 4枚 | 7枚 |
これまでも容器が透明で中身は見えたのでなのでなんとなく100円玉は多いだろうなとは思っていましたが、5円玉と1円玉が予想以上に少なかったです。
これだけで各種の枚数が全く把握できてなかったことがはっきりわかりました。
各硬貨10枚毎に仕切りがあるので、これなら視覚的に枚数がすぐに把握できますね。まぁ入りきらなかった種類の硬貨は元の容器に戻したので、また増えたら全枚数把握はできないですが、とりあえずコインケースに収納可能な分は常に枚数把握が出来ます。
あとこれは特に想定してなかったですが、このコインケース。縦置きが可能ですね!
これは地味に助かります。
4.運用方法
今回購入したコインケースを導入後は以下のような運用方法になりました。
これまで使用していたプラ容器2本のうち1本が、コインケースに変わっただけなのであんまり変わってないですが。
- 筒状プラ容器1本とコインケースを用意する
- 現金を使った時に発生したお釣りを財布に入れる
- 帰宅時に硬貨をコインケースに入れる←New!!
- コインケースに入りきらなかった分は筒状プラ容器に全部入れる
- 筒状プラ容器が半分くらいなったら、ゆうちょ銀行口座にATMで入金する
- 硬貨を入金した銀行口座から楽天証券口座に入金する
- 楽天証券口座から楽天銀行口座に移動する
5. おわりに
今回は現状の現金保管対象を硬貨のみしているので、コインケースを導入しましたが、今後現金紙幣も保管対象としても良いかなあとは考えてます。現金紙幣も保管の対象にするならキャッシュキャリーケースはすごくよさそうです。
とりあえずこれは今後の検討課題ですかね。