【岐阜県】アルケミスト 錬金術師【漫画】

 先日、岐阜県が舞台であったり実際の背景が使用されていたりするアニメ、漫画を一覧で紹介しました(【岐阜県】アニメ・漫画一覧)が、1作品追加しました。

 一覧記事にも追加しましたが、こっちの投稿ではもう少し詳細に紹介しようと思います。

CONTENTS

1.概要
2.内容
3.岐阜要素
4.感想

1.概要

タイトル『アルケミスト 錬金術師 黄昏より夢見る者達への鎮魂歌』

作者は鷹氏 隆之(たかし たかゆき)さん。「風使い」、「grunden~いつか夢見る明日の私~」と同じ作者で岐阜県出身の方です。

マガジンZ’ 2002年7月号~2003年6月号までと、およそ1年ほど連載されており、単行本は全2巻が刊行されています。

2.内容

巨大な樹木、世界樹(ユグドラシル)の森に街は浸食され廃墟が増えていっている世界設定になっています。
この世界では、過去の超技術を解析した結果で得られた技術により高エネルギーの結晶体を物質化し、兵器、乗り物などさまざまな形態に変化させる「シードシステム」が存在しており変化した状態をヘルプラント(起動形態)と呼んでいる。その技術を解明した研究者達によって、6つのラボ(研究所)が各地に設立された。

6つあるラボのひとつ「神岡ラボ」の所員である主人公「二礼 安曇」(にれい あずみ)は、最近連絡の取れなくなった「天宮ラボ」と「西園寺ラボ」の調査をしたいという「播磨ラボ」の「結城 霞史無」(ゆうき かしむ)を飛行機体(作中ではヘルプラントと呼ばれる機械)のテストを兼ねて乗せていく途中で、謎の巨大飛行機体とすれ違う。その直後、乗っていた飛行機体のシステムエラーで付近に着陸する羽目にってしまう。

あたりを捜索していると、人間搭乗型の人型ロボット(これもヘルプラントのひとつ)に襲われている「西園寺 詩音」(さいおんじ しおん)、「宿禰」(スクネ)の2人組に遭遇する。この2人との出会いで神岡ラボは人型ロボットを有する団体と戦っていくことになる。

読んでる時はあまり気にならなかったけど、文章にしてみたら用語多い・・・

3.岐阜要素

この漫画舞台は岐阜県 吉城郡 神岡町(ぎふけん よしきぐん かみおかちょう)(※)が舞台となっており、この土地にある実際の建物や風景が登場しています。

(※)連載当時は合併前だったため吉城郡神岡町(よしきぐんかみおかちょう)でした。現在は飛騨市神岡町(ひだしかみおかちょう)になっています。

神岡町には「スーパーカミオカンデ」という素粒子観測器を有する研究施設があります。

小柴 昌俊(こしば まさとし)さんがニュートリノの観測に成功したことで2002年10月8日(火)にノーベル物理学賞を受賞しましたが、その研究で使用していた観測装置ということで「スーパーカミオカンデ」は割と有名な装置ですね。

受賞した年と、この作品の連載開始した年が同じなのはちょっとした奇跡かも。

作中で登場する場所としては、旧:神岡町役場(現:飛騨市神岡振興事務所)、同役場近くにある道路案内標識、神通川水系に属する高原川に架かる橋「西里橋」、神岡城があります。

作中で使用されている道路案内標識は、連載時期が2004年の市町村合併前のため「神岡町役場」と表記されています。

現在の同道路案内標識では表記が飛騨市神岡町振興事務所に変わっており、飛騨市教育委員会事務局、神岡町中央公民館が追記されているため、作中と全く同じものはもう見られません。

ただ、元の標識を「神岡町役場」の箇所だけ上から書き換えただけなので物としては同じものです。

岐阜では無いですが、第1巻で二礼達が酒を飲んでるお店は、東京都東久留米市にある「食楽酒房 すずや」です。

4.感想

「grunden~いつか夢見る明日の私~」に続いて、本作も打切りとなっているため中途半端に終わっているのが残念。個人的には割と好きで続き気になるんだけど・・・。用語が多いのが良くなかったのかな。

話としては主人公サイドの搭乗型人型ロボットが登場。やっと戦闘可能状態になって初戦闘でその性能を発揮、敵を撃退したところで終わってしまった。タイトルには錬金術とついているけれど、錬金術的な感じは無いです。用語にアルケミー領域とか使われているくらいかな。

2巻の巻末に主要登場キャラについて設定の記載があり、作中で出てこなかった設定もったようです。ほんとはもっと色々描きたいことあったんでしょう・・・。

主人公の「二礼 安曇」は研究者でバリバリの理系女子。徹夜でシードの解析して目の下にクマできてるシーンがなんか好きです。

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