NISA口座をSBI証券から楽天証券に変更した

CONTENTS

1. 変更の内容
2. 手続きの流れ
3. SBI証券側の手続き
4. 楽天証券側の手続き
5. 注意点
6. 変更にかかった日数と経過
7. まとめ



1. 変更の内容

①SBI証券の一般NISA口座から楽天証券の一般NISA口座に変更。
②来年(2019年)分からの変更。
※当年分の変更も可能ですが多少条件があります。詳しくは「5. 注意点」に記載しました。

2. 手続きの流れ

全体的な手続きは、以下の流れで行います。

①SBI証券に電話連絡し、手続きに必要な書類の送付を依頼する。
②SBI証券から「金融商品取引業者等変更届出書」が送付される。
③「金融商品取引業者等変更届出書」に必要事項を記入し返送する。
④書類が受理されると、SBI証券から「NISA口座廃止通知書」(※1)が発送される。
⑤「NISA口座廃止通知書」が届いたら、変更先金融機関(今回は楽天証券。以降、楽天証券と記載)で手続きをする。
⑥楽天証券側で、NISA口座金融機関変更手続き資料を請求する。
⑦楽天証券から手続き書類「NISAスタートキット」が届くので、必要事項を記載し返送する。
⑧書類が受理され手続きが完了したら、楽天証券側でNISA口座が開設される。

※1)正式名称「非課税管理勘定廃止通知書」

3. SBI証券側の手続き

3-1. SBI証券に電話連絡し、手続きに必要な書類の送付を依頼する。
連絡先「0120-104-214」に電話してNISA口座を他の金融機関に変更したいと伝えました。すると、本人確認のためにSBI証券に開設してる口座番号、またはSBI証券のユーザ情報に登録してる電話番号を聞かれます。
僕の場合は口座番号を覚えていなかったので、電話番号を伝えました。
次に本人確認の続きとして名前(フルネーム)と生年月日を聞かれます。
電話連絡で聞かれた内容はこれだけで「明日には東京から書類を発送します。」と言われ書類の送付依頼は終わりました。

詳しくはこちら「SBI証券公式サイトのよくあるご質問Q&A(SBI証券に開設しているNISA口座を他社に移すことはできますか?)」に記載されていました。


3-2. SBI証券から「金融商品取引業者等変更届出書」が送付される。
地域によって多少の誤差はあるかもしれませんが、電話で書類送付の依頼から数日で書類が届きます。

今回の僕の例ですと、丁度出張期間に被ってしまったので具体的な日数は不明ですが、月曜の朝に電話、そのまま出張して金曜の夕方に帰ってきたら書類が届いていたので、5営業日以内には届いていたようです。



届いた書類

①返信用封筒
②金融商品取引業者等変更届出書




3-3. 「金融商品取引業者等変更届出書」に必要事項を記入し返送する。
住所とか口座番号だったりは、最初から印字されていたので、記入したのは以下の赤枠で囲った箇所「提出年月日」欄と「ご氏名」欄のみです。




3-4. 書類が受理されると、SBI証券から「NISA口座廃止通知書」が発送される。



4. 楽天証券側の手続き

4-1. 「NISA口座廃止通知書」が届いたら、楽天証券で手続きをします。

①楽天証券にログインします。



②ログイントップページの「NISA つみたてNISA」のタブをクリック



③「NISA・つみたてNISA口座申込」の画面に遷移します。

今回は、他社金融機関で開設済みのNISA口座を楽天証券に変更するので「NISA口座を他社から変更する」のボタンをクリック



④「口座の選択」を促す画面が表示されるので、楽天証券で開設したいNISA口座の種類を選択します。

種類といっても「つみたてNISA口座」か「NISA口座」(一般NISA口座)の2種類しかないです。今回はNISA口座を開設するので「NISA」ボタンを選択して同画面下部の「申込む」のボタンをクリックします。



⑤受付完了画面が表示されます。ここで「受付状況を確認する」のボタンをクリックすると、手続きがどこまで進んでいるか確認できます。



⑥受付状況の画面は以下のような感じ。
まだWEB画面から申込み申請しただけなので、状況履歴に資料の請求をしたという状況が1行だけ表示されてます。



⑦資料の請求が受理されると、楽天証券のお知らせに申込書類を発送するメッセージが表示されます。






4-2. 楽天証券からNISA口座申込書類が届く。
資料請求からしばらくすると、 以下のA4封筒が届きました。



封筒には以下の書類が封入されています。

この中で、実際に使用するのは「非課税口座開設届出書」と「返信用封筒」です。

マイナンバーについては既に楽天証券に提出済みだったので、※に記載されている通り「マイナンバー通知届出書」は同封されていませんでした。


楽天証券から送付された書類のうち、使用するものは以下の書類です。

①返信用封筒
②非課税口座開設届出書

ここでは必要事項が印字済みの書類しかないので、特に記入することはありませんでした。




4-3. SBI証券から届いた書類と、楽天証券から届いた書類を併せて、楽天証券に送付する。

楽天証券に送付する書類は以下のものです。

①返信用封筒       ・・・楽天証券からの書類
②非課税口座開設届出書  ・・・楽天証券からの書類
③NISA口座廃止通知書 ・・・SBI証券からの書類




4-4. 書類が受理され手続きが完了すると楽天証券側でNISA口座が開設される。

楽天証券のお知らせにNISA口座開設手続き完了の連絡が来ます。
楽天証券に登録しているメールアドレスにも同じ内容のメールが届きます。




4-5. NISA口座変更手続完了後は「NISA つみたてNISA」タブをクリックした時の画面が以下のように変わります。


5. 注意点

NISA口座の変更は、毎年10月から翌年度分(※2)の申請になります。

今回の僕の場合ですと、2018年10月~11月の間に手続きを行いましたので、2019年1月から楽天証券でNISA口座を使用できるようになります。

2019年1月を過ぎてからも手続きは可能ですが、2019年1月以降に変更前金融機関でNISA枠を少しでも使ってしまった場合は、また2019年10月まで待たないと金融機関の変更が出来ないので注意です。

※2)NISA口座では、1月~12月を1年度としています。



6. 変更にかかった日数と経過

SBI証券に書類の送付を申請する電話をしてから、楽天証券でNISA口座開設手続きが完了するまでおよそ1ヶ月半近くかかりました。

実際の一通りの流れと経過は以下の通り。

10月15日(月)朝 SBI証券に電話
 (16日~18日は出張のため、自宅ポストを確認出来ず)
10月19日(水)夕 届出書到着を確認
10月23日(火)朝 届出書をポストへ投函
10月30日(火)夕 廃止通知書到着を確認
11月01日(木)夜 楽天証券側で資料を請求
11月05日(月)夕 NISAスタートキット到着を確認
11月07日(水)朝 ポストに投函
11月14日(水)夕 楽天証券に申請書類が届いたことを確認
11月26日(水)朝 NISA口座開設手続き完了メールが届く

7. まとめ

今回は「SBI証券から楽天証券に株式移管した」時の記事に書いた通り、NISA口座も楽天証券に変更しました。

前項「6. 変更にかかった日数と経過」で書いた通り、全部でおよそ1ヶ月半近くかかっていますが、SBI証券に電話してから出張で不在だったり、届出書が到着してから直ぐに、ポストへ投函していなかったりと、途中途中で結構空きがあるので、スムーズに行えば1ヶ月を超えないかもしれません。

これで株取引環境の楽天証券への集約はひと段落です。
まだSBI証券のNISA枠に残ってる銘柄もありますが、これを移管するのは非課税期間が終わってからするつもりなので、数年は先の話になりますね。