まだ間に合う。っていう言葉がある。
状況によっては、間違ってはいないと思うけど、この言葉はなくなった方がいいと僕は思っている。
物事を先送りにしてしまう思考につながると考えているからだ。
もちろん、この言葉の使われ方としては、まだ間に合うからやろうよってことなんだろうけど、先送り体質の人である場合は、まだ間に合うから来年から本気だす。というパターンに使われてしまう。なので、まだ間に合うとか考えてると、いつまで経ってもやらないままになってしまう。
そこで、僕としては大体の事に対しては、もう遅い。と考えた方がいいと思っている。
使い方としては、やりたいけどもう遅いからやらない。ではなく、基本的にもう遅いんだから、やりたいなら今すぐはじめよう。につなげる。
例えば、始めるのが早いか遅いかを、判断する基準の一つに年齢がある。
一度、歳をとってみればわかることだけれど、老化すること自体は、今のところ人類全てに平等に起こる現象だが、衰える速度はみんな一緒じゃない。
早くから禿げる人もいれば、老人になるにつれて少しずつ禿げる人もいる。もちろん禿げない人もいる。
まあ、この例だとカツラとか、植毛とかでまだ対処も出来るけど、体力の衰えなんかも人によって速度が違う。(生活習慣の影響もあるけど、遺伝による場合もある)
自分がどの老化速度か歳をとってみないとわからないんだから、出来ることはすぐにやらないとあっという間に何も出来なくなる。
極端ではあるけど、自分がいつ死ぬかだってわかったものではない。
昨年、塚地俊さんという漫画家が癌で亡くなった。
まだ27歳だった。
社会的には20代はまだまだ若いし、実際そうだろうけど、自分が20代のうちに健康でいられる保証が無い以上、やりたいことがあるなら今すぐやった方がいいですよ。ってことに尽きる。
もし、今すぐ始めようって気になれなかったら、彼のブログを読んでみるといいです。少しでも時間を無駄にしないで生きようって気もでてくるんじゃないかと思う。