今回は自宅のWindowsパソコンにおすすめのウィジェットを3つ紹介します。
1.はじめに
自宅パソコンに導入しておくと便利なウィジェットとして、今回は以下の3つを紹介します。
- TVClock
- 壁カレ
- 付箋
1. ~2.はネットでダウンロードする必要がありますが、3. の付箋についてはWindows標準の機能なので職場でも使用が可能です。
基本的には物理媒体で存在するものをパソコンのデスクトップ画面上で見られるようにすることで、物理媒体で所有する必要を無くすことができます。
物理媒体と各ウィジェットの対応は以下の通りです。
物理媒体 | 対応ウィジェット名 | |
時計 | ⇒ | TVclock |
カレンダー | ⇒ | 壁カレ |
付箋紙 | ⇒ | 付箋 |
今回の記事を書くにあたって使用した環境は「Windows11 Home Edition 64bit」です。
2.TVClock
TVClockはデスクトップ上に時計を表示するソフトウェアです。
設定で表示の仕方や、書式を変更することができます。
2-1.ダウンロード
(1)「窓の杜」の「TVclock」のページにアクセスしてダウンロードのボタンをクリックします。

(2)ページが切り替わって暫く待つと「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、ダウンロード先を指定して「保存」ボタンをクリックします。
ここではデスクトップを指定しています。

(3)ダウンロード先として指定した場所にzip圧縮ファイル「tvclock213.zip」が配置されます。

これでダウンロードは完了です。
2-2.インストール
(1)ダウンロードしたzipファイルを右クリックして、メニューから「すべて展開」を選んでファイルを解凍します。

(2)展開先を指定する場所を指定して「展開(E)」ボタンをクリックします。
デフォルトは展開元ファイルと同じ場所を指定されているのでそのまま展開します。

(3)ファイルが解凍されたら、インストーラ「TVclock213.exe」をダブルくクリックして実行します。

(4)注意点:インストーラーが起動しない時
exeファイルを実行してもインストーラーが実行されない時があります。
その場合は、設定でブロックしている可能性があるので以下の操作で設定を確認・設定変更してから再度インストーラーを実行してみてください。
Windowsボタンを押してメニューを開き「設定」をクリックして設定画面を開きます。

「設定」画面が開いたら「アプリ」、「アプリの詳細設定」の順で選択します。

「アプリを入手する場所の選択」欄が「Microsoft Store のみ(推奨)」になっていたら、マウスでクリックしてプルダウンを表示します。

「アプリを入手する場所の選択」欄が「入手元を制限しないが、Microsoft Store 以外からのアプリをインストールする前に警告を表示する」を選択します。

(5)セットアップウィザードが起動するのでインストール方法を選択します。
今回は「通常のインストール(I)」を選択します。

(6)インストール先を指定して「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
インストール先を特に変更する必要がなければ初期設定値のまますすめます。

(7)インストールするコンポーネントを選択します。
初期設定では以下の2つがインストール対象となっています。
・プログラム本体
・アラーム
プログラム本体以外不要であれば、アラームのチェックを外します。
今回は初期設定のまま「次へ(N)>」ボタンをクリックします。

(8)「オプションの選択」画面です。
初期設定値は「メニューにTVClockのショートカットを作成する」のみチェックがされています。
今回は「デスクトップにTVClockのショートカットを作成する」のみチェックがした状態に変更して「次へ(N)>」ボタンをクリックします。

(9)「内容の確認」画面です。
セットアップウィザードで指定した各種設定情報が表示されます。
指定した内容で問題なければ「インストール(I)」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

(10)インストールが完了すると「TVClock セットアップウィザードの完了」画面になります。
「ウィザード終了後にプログラムを実行する」がチェックされた状態で「完了(F)」ボタンをクリックします。
「ReadMe ファイルを表示する」のチェックはそのままでもはずしてもどちらでもかまいませんがここではチェックしたままにしています。

(11)「完了(F)」ボタンをクリックして、セットアップウィザードが閉じると「TVClock」の起動と、ReadMeファイルの表示が行われます。

これで「TVClock」のインストールは完了です。
2-3.設定・操作
「TVClock」の設定については、使う人それぞれで好みが違うのでご自分にあった設定をする必要がありますが、今回は僕が使用している際の設定変更を行います。
以下が初期設定に対して行っている変更です。
[書体]タブ
・文字サイズが大きいのでサイズを「9」から「8」に変更
・フォントを「Yu Gothic UI」から「MS ゴシック」に変更
[書式]タブ
・書式を「12時間表示」から「24時間表示」に変更
[書体]タブの設定変更は以下のように変更しました。

[書体]タブの設定変更は以下のように変更しました。

3.壁カレ
壁カレはデスクトップ上にカレンダーを表示するソフトウェアです。
3-1.ダウンロード
(1)「窓の杜」の「壁カレ」のページにアクセスしてダウンロードのボタンをクリックします。

(2)ページが切り替わって暫く待つと「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、ダウンロード先を指定して「保存」ボタンをクリックします。
ここではデスクトップを指定しています。

(3)ダウンロード先として指定した場所に実行ファイル「KABEI4160.exe」が配置されます。

これでダウンロードは完了です。
3-2.インストール
(1)インストール先の指定
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして、インストーラーを実行します。
インストール先を指定する場所を指定して「次へ(N)」ボタンをクリックします。

(2)プログラムグループの指定
変更不要であればそのまま「次へ(N)」ボタンをクリックします。

(3)追加タスクの選択
パソコン起動時に自動的に壁カレを起動する場合は、「ログイン時に自動的に壁カレも起動するようにする。」のチェックボックスをONにして「次へ(N)」ボタンをクリックする。

(4)設定の確認
指定した設定内容が表示されるので、問題なければ「インストール(I)」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

(5)インストールの完了
インストールが完了すると以下の画面が表示されるので「完了(F)」ボタンをクリックします。

先ほどの画面で「Readme.txtの表示」と「アプリケーションを起動する」をチェックしていた場合は、以下のようにテキストファイルとメッセージが表示されるので「Ok」ボタンをクリックしてメッセージを閉じます。

メッセージを閉じるとアプリが起動します。

これで「壁カレ」のインストールは完了です。
3-3.操作・設定
(1)設定画面を開くには、カレンダー上にマウスカーソルを合わせて右クリック
カレンダー上にマウスカーソルを合わせるとカーソルのデザインが虫ピンに変わります

(2)メニューが開くので「設定(S)」を選択

(3)設定画面が開くので好みに応じて変更します。
私がやっている設定だと以下の2点
①過去表示を「0」ヵ月
②背景色をデスクトップに合わせて変更


4.付箋
「付箋」アプリはWindows標準の機能なので、ダウンロードおよびインストールは不要です。
ここでは起動方法~操作方法について説明します。
4-1.起動
(1)キーボードのウィンドウズマークのキーをおしてスタートメニューを表示します。

(2)スタートメニューが開いたら「付箋」(ふせん)と入力します。
検索結果に「付箋」アプリが表示されるので、クリックして実行します。

(3)付箋アプリが起動します。

初めて起動すると、新規の付箋が表示されます。
4-2.操作
(1)メモの記入
付箋紙の記入領域にマウスカーソルを合わせてクリックすると、メモを記入できるようになります。

保存ボタンは無いので記入した時点で付箋としてデスクトップ画面に定着します。
(2)新規の付箋作成
付箋一覧、または付箋紙の左上にある「+」(プラス)ボタンをクリックします。

すると新規の付箋が作成されます。

新規付箋を作成すると、付箋一覧にも表示が追加されます。
(3)付箋の削除
消したい付箋の右上にある「…」ボタンをクリックします。

「メモの削除」をクリックします。

確認メッセージが表示されるので「削除」ボタンをクリックします。

付箋が削除されて、付箋一覧からも削除した付箋が消えます。

(4)箇条書きリストの作成
付箋紙は箇条書きリストにすることもできます。
付箋下メニューの右から2番目にあるボタンをクリックします。

付箋紙を箇条書きリストとして作成できるようになります。

メモを記載してEnter(エンター)を押すと、2行目も同様に箇条書きリストとして作成されます。

(5)画像ファイルの挿入
付箋紙には画像ファイルを挿入することもできます。
付箋下メニューの一番右にあるボタンをクリックします。

ファイル選択ダイアログが開くので挿入したい画像ファイルを選択して「開く(O)」ボタンをクリックします。

開くボタンをクリックすると付箋に画像が添付されます。

画像挿入時の注意点としては、付箋の先頭にしか挿入できないという点です。
付箋紙内のテキストの途中部分には画像が挿入できません。
5.おわりに
今回は自宅パソコンにおすすめのウィジェット3つを紹介しました。
ウィジェットは他にもいろいろあると思いますが、今回紹介したものは万人に共通してあると便利かなと思うものです。あまりたくさん入れてもデスクトップ上がごちゃごちゃしてしまうので、入れ過ぎには注意です。
それでは!