【Windows】Internet ExplorerでWEB画面上の色情報(RGBA値)を取得するカラーピッカー(スポイト機能)の使用方法

いつもお世話になっております。
RfromL.comです。

今回はInternet ExplorerでWEB画面上の色情報(RGB値)を取得する方法についてです。

CONTENTS

01.概要
02.環境情報
03.手順
04.おわりに


01.概要

Internet ExplorerでWEB画面上の色情報(RGB値)を取得する手順は大まかに以下の3ステップで行います。
①InternetExplorerを起動
②開発者ツールを表示
③スポイトを使用して色情報を取得

02.環境情報

この記事で使用した環境の情報は以下の通りです。

OSWidows10 HomeEdition x64
ブラウザInternet Exploer11


03.手順

①Internet Explorerを起動
Internet Explorerを起動します。



②開発者ツールを表示
メニューバーの「ツール(T)」をクリック。表示されたツールメニューから「F12開発者ツール(L)」をクリックすることで表示されます。

また、「F12開発者ツール(L)」と表記されている通りキーボード上の「F12」キーを押下することでも表示できます。




③スポイトを使用して色情報を取得
開発者ツールは、ブラウザ画面の下側を使用して表示されます。
スポイトは、開発者ツール上に表示されるスポイトのマークをクリックすることで使用できます。



スポイトのマークをクリックすると、マウスカーソルがスポイトの形に変わります。



試しに、Googleマークのうち一個目の「o(オー)」部分から色を抽出してみます。



抽出した情報は、RGBA形式で表記されます。



抽出した色情報を使う際は、取得したRGB値をそれぞれ入力すれば使えます。
以下はExcelのカラーパレットですが、ここではRGBA値のうちAの値は使いません。


<補足>
RGBA値のAはアルファ値のAで、透明度を意味しています。
この値が0だと不透明で、数値が増えていくほど透明度が増していきます。


04.おわりに

Windows10になってデフォルトブラウザがMicrosoft Edgeになってからも互換性維持の為、InternetExplorer11は搭載されていましたが、Windows11ではInternetExplorerが搭載されなくなりました。
それでも企業内で使用する業務アプリケーションはミドルウェア(SQLserver、OS、ブラウザ、etc…)に古いバージョンを暫く使っていたり、現場で貸与される作業用パソコンが古いOSバージョンであったりと、ITの現場といった目線でみるとこういった事が往々にしてあります。これまで僕が参画してきた現場でもそういった場面に遭遇することがありました。
これはシステム対応に時間と費用が必要な事が理由として挙げられます。
ただ、最近はそういったことも減ってきたように思いますが、やっぱり今でも無くはないと思いますので現場次第です。

ちなみにWindowsOSの標準ブラウザとして新たに誕生した「Microsoft Edge」にも同様の機能は存在しているのでInternetExplorerが使えない現場に当たった場合には「Microsoft Edge」を使えば良いです。

以上です。
宜しくお願い致します。