ダンボールDIYでカーテンをつくった

DIYと呼べるほどでは無いですが、ダンボールでカーテンを作った時の記録です。
実際にやったのは2019年の夏頃でした。

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1.概要
2.使用したもの
3.作業の様子
4.メリット・デメリット
5.おわりに

1.概要

1.1.経緯

現在住んでいるアパートは南側に大きく窓がついています。そのため日当たりは良好なのですが良好過ぎて日中暑いです(特に夏がつらかった)。

引っ越した当初は、引っ越し前のアパートで使っていた布のカーテンを使っていましたが遮光性があまり無いカーテンでした。また遮光性が低いとカーテンを閉め切っても、室内でパソコンを使用している際にモニターが光を反射して見ずらいという問題点がありました。

新しくカーテン買うのもお金がかかるなぁと思ったので遮光性が高く、安価、簡単なカーテンと考えダンボールで作ることにしました。

で、既に一回、余っているアマゾンのダンボールなどでも作ってみてはいます。

が、サイズがバラバラなのと窓を覆えるほど大きくなかったです。ですので、今回は引っ越しの際に使った余りのダンボールを解体してダンボールカーテンを作りなおすことにしました。

1.2.情報収集

ネットで情報収集(ブログ、Twitterなど)してみると、引越したばかりでカーテンが無い。引っ越し前に使ってたカーテンの枚数が足りない、丈・サイズが足りないなどという状況でダンボールをカーテン代わりにしている人が多数見受けられました。基本は一時的にカーテンが無い状態に対応する場合が多いようです。

やり方としては、窓にガムテープでダンボールを貼ることで遮光しているようですが、紙製の養生シートをカーテンにするというパターンもありました。

情報収集した結果をまとめると、方法としては以下の2パターンでした。

  • ガムテープで窓に貼り付け
  • 小さい窓なら窓枠にはめ込み

上記どちらも、カーテンのように開閉ができなくて不便だったのでダンボールとカーテンレールをフックで引っ掛けることを考えました。

1.3.取付前後の様子

今回作業した結果の取り付け前後の様子は以下画像のようになりました。

■ダンボールカーテン取付前

■ダンボールカーテン取付後

2.使用したもの

ダンボールカーテンを制作には、以下の材料と道具を使用しました。

①ダンボール箱
アイリスオーヤマ ダンボールボックスを使用しました。
現在のアパートに引っ越してくるときに買ったのですが、10枚も使わなかったのでだいぶ余っていました。

②S字フック
ダンボールをカーテンレールに引っ掛ける為に使います。
無印良品のアルミS字フック(サイズ小)を使用しました。
3個入りで150円。

③ハサミ
ダンボールを切るだけなので、カッターでもハサミでもどっちでもよいですが、精密なカットを必要としないのでハサミの方が手間がかからないです。

④十徳ナイフ(使用ブレード:錐ブレード)
穴を開ける為に使うだけなので、尖った棒であればなんでも良いです。先端を削った割りばしとか。

3.作業の様子

3.1. ダンボール箱を開いてカットします。
カット部分を統一させたかったので、赤枠で囲った箇所をカットするルールにしました。

3-2. 穴をあける箇所に印をつけます。
下図がカット後に開いた状態。赤マルで囲ったあたりに穴を開ける為、しるしを書きます。

3.3. しるしをつけた2箇所にキリで穴を開けます。
穴は十徳ナイフのキリブレードを使って穴を開けました。

3.4. カーテンレールに一度かけてみます
キリで開けた穴にS字フックを取り付け、カーテンレールに引っ掛けてみました。
僕の自宅の場合、窓の高さがダンボールの長さより短いので少し余ってしまいます。
気にならなければこれでもいいですが折角なので、あまった部分をカットします。

3.5. メジャーで必要な長さを測ります。
測ってみると126センチの所で窓を覆えましたが、少し余裕を見て130センチで切ることにしました。

3.6. カットしたダンボールをもう一度かけてみます。
丁度いい長さになったので、これで1枚分が完成です。
あとは、窓を覆える枚数分のダンボールに同様の作業をします。

3.7. 必要枚数分ダンボールカーテンをカーテンレールに引っ掛けます。
カーテンレールが以下画像のように2列式であれば、ダンボール1枚につき手前のレールと奥のレールに1箇所ずつひっかけます。

こうすることで、ダンボールカーテンを開け閉めができるようになります。
ただ、カーテンレールが1列式だとこの方法は使えないですが・・・


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4.メリット・デメリット

今回ダンボールでカーテンを制作しましたが、以下のようなメリット・デメリットがあります。

4.1.メリット

  • 処分しやすい
  • 材料の入手が容易(※1)
  • 遮光性が高い
  • 加工が容易

※1)ただし、窓を覆えるサイズ、できれば規格同じで複数枚必要などの条件があり、状況次第では容易でない場合もあります。

4.2.デメリット

  • 湿気、水によわい
  • 見た目が良くない(※2)
  • 長期間使用すると日光で色褪せたり、変形(反る)する
  • 窓が大きいと、それだけ大きいダンボールが必要になる。

※2)加工次第で良くすることは出来ると思います。

5.おわりに

作業自体は非常に簡単なものなのですが、材料に関して言えば、たまたま引っ越しの際に使ったダンボール箱が余っていたことと、窓を覆えるサイズのダンボール箱であったことで、簡単に用意できました。
そうでなければダンボールシートを買った方が良さそうです。
で、ダンボールシート買うくらいなら、普通にカーテン買った方が良くないか?ということにもなり、結局良いのか悪いのかというと判断が難しいです。

物件の窓のサイズ・窓の数、丁度いいダンボールが揃っているかなど、その時の状況次第です。少なくとも見た目を気にするおしゃれさんには向かないかなと思います。




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ただ、次に引っ越す際は楽になりそうです。
カーテンは意外と嵩張るので枚数、梱包するダンボールのサイズ次第ではカーテンだけで、結構な数の引っ越しダンボールを消費します。ダンボールカーテンであれば、外して捨ててしまえばよいので。