いつもお世話になっております。
RfromLです。
今回は読めない漢字に出会った時、読み方を調べる方法についてです。
CONTENTS
1.はじめに
1-1.①テキストデータ
1-2.②画像データ(紙媒体)
2.テキストデータの場合
2-1.①ネット検索
2-2.②テキストエディタなどで再変換
3.画像データ・紙媒体の場合
4.おわりに
1.はじめに
日本国内に存在する全ての漢字を読み書きできます。という人もいるかもしれませんがそのような人は一般的では無いはずです。
フツーの人が普通に生活していて、読めない漢字に出会うという事は誰でもあると思います。
読めなくても別に困らないというのであれば読めないままスルーするというのもひとつの選択肢としてはありますがこの漢字を入力しなくちゃいけないとか、後で声に出して読む必要のある文章だ、などの読み方が分からないと困るという場合にはスルーもできません。
そんな時、今回のタイトルの通り読めない漢字を調べる方法で読み方を知ることができます。
まず読めない漢字には以下の2パターンがあります。
①テキストデータ
②画像データ(紙媒体)
それぞれの説明は以下の通りです。
1-1.①テキストデータ
WEBサイト上や、PDF、テキストファイルなど、文字情報をコピーして貼り付けられる状態の文字です。
※WEBサイトやPDFでも場合によっては文字部分が画像や写真になっている場合もありますが、その場合はテキストデータではなく画像データです。
1-2.②画像データ(紙媒体)
jpg、GIF、pingなど拡張子は様々ですが図や画像、または紙媒体に印刷された文字など、パソコン上で文字情報としてコピーして貼り付けられない状態の文字です。
上記①②どちらのパターンかによって、読みを調べられる方法が変わってきますので、今回はそれぞれのパターンごとに漢字の読みの調べ方について記述します。
2.テキストデータの場合
このパターンの場合は、調べ方は簡単です。
基本的にはコピー&ペーストで調べることができますが、このパターンでは2種類の方法に分かれます。
①ネットで検索する
②テキストエディタなどで再変換する
それぞれ「畦」という漢字の読みを調べるという想定で手順を記述します。
2-1.①ネットで検索する
ネットに繋がっている状態のパソコンであれば、だいたいこの手段で解決です。
手順はテキストデータから読みたい漢字をコピーして、ブラウザの検索入力欄に張り付けて検索する。だけです。
検索結果を見ると、畦という漢字は「あぜ」と読める事がわかります。
スクロールして他の検索結果をみれば「あぜ」以外の読みがあることも分かります。
ネット検索でのメリットは、読みの他にどういう意味かも知ることもできます。
2-2.②テキストエディタなどで再変換する
パソコンがネットが繋がっていない場合は、ネット検索ができないのでテキストエディタなど、文字入力を行うアプリケーションを利用します。
ここではメモ帳(テキストエディタ)を使って説明します。
手順.1 メモ帳を開いて読めない漢字をコピー&ペーストします。
手順.2 張り付けた漢字を選択状態にしてキーボードの[変換]キーを押します。
すると、選択状態の漢字に再変換が行われ、読み方が変換候補に現れます。
これで「畦」という漢字が「あぜ」と読むことがわかります。
テキストデータの場合であれば、この2種類の方法で読み方を調べることができます。
3.画像データ・紙媒体の場合
このパターンの場合、そもそも読み方が分からないのでテキストデータにすることが出来ずネット検索も、再変換もできません。
方法は「IMEパッド」の「手書き入力」を利用します。
手順.1 IMEオプションからIMEパッドを開きます。
タスクバーの右側にある「あ」または「A」と表示されたアイコンを右クリックし、表示されたメニューから「IMEパッド(P)」を選択します。
手順.2 「IMEパッド – 手書き」が表示される。
IMEパッドを起動すると以下画像のような画面が表示されます。
手順.3 読み方を調べたい漢字を手書きで入力する。
左側の手書き入力欄に調べたい漢字を手書きで入力すると、手書きした文字に近い候補の漢字を右側に表示してくれます。
候補の漢字の中に調べたい漢字があったら、カーソルをその漢字に合わせると読み方が表示されます。
この時、注意点としては書き順が正しくないとちゃんと候補の漢字を出せない場合があります。
そんな時は、手書きした文字を消してもう一度書き直してみてください。
以上で手書き入力による漢字の読み方を調べる方法についてでした。
4.おわりに
今回は漢字の読み方を調べる方法について基本的には3つのやりかたを紹介しました。
ITの現場はセキュリティの関係上、作業用端末がインターネット(外部のネットワーク)に繋がっていない場合もあります。
そんな時は、テキストエディタによる再変換か、手書き入力による検索かのいずれかの手段で読み方を調べます。
この二つの方法は、いずれもWindowsパソコンに標準で備わっている機能なので、どの現場にいっても実施することが可能です。
以上です。
宜しくお願い致します。