いつもお世話になっております。
RfromL.comです。
今回は高機能テキストエディタ「サクラエディタ」のインストール手順についてです。
おすすめの設定についてはこちらの記事「サクラエディタのおすすめ設定」で紹介しています。
CONTENTS
1.はじめに
2.ダウンロード
3.インストール
4.サクラエディタの起動
5.おわりに
1.はじめに
SEとして参加する現場には大体がサクラエディタのインストーラが共有フォルダに置いてあったり、既にインストールされた状態でパソコンが貸与されることもありますが、自宅パソコンにサクラエディタを導入する場合には自分でインストーラを取得する必要があるので、この記事ではインストーラの取得を含めた以下の手順を記載します。
- インストーラのダウンロード
- インストーラの実行
- サクラエディタの起動
【使用した環境・バージョン】
・Windows11 Home Edition 64bit版
・Sakura Editer Version2.4.1
2.ダウンロード
サクラエディタのインストーラは、公式サイトからダウンロードすることで取得できます。
(1)公式サイトにアクセス
ブラウザを開き「サクラエディタ」と検索すれば、公式サイトが検索にヒットするので対象のサイトをクリックしてサイトにアクセスします。
(2)最新版ダウンロードのページにアクセス
公式サイトにアクセスすると「最新版ダウンロード」の見出しの場所に「インストーラ、パッケージダウンロード」のリンクがあるのでクリックします。
(3)インストーラを取得
記事作成時点での最新版「v2.4.1」の「~Installer.zip」を取得します。
「名前を付けて保存」ウィンドウが開くので、ダウンロード先を指定して「保存(S)」ボタンをクリックします。ここでは「デスクトップ」を指定しています。
ファイルのダウンロードが完了すると、ダウンロード先として指定した場所にzipの圧縮ファイルが置かれます。
(4)zip圧縮ファイルの展開
ダウンロードしたzipファイルを右クリックしてメニューを開き「すべて展開」をクリックします。
「圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開」ウィンドウが表示されるので「展開(E)」ボタンをクリックします。展開先は特に変更しなければ、ZIPファイルと同じ場所に展開されます。「完了時に展開されたファイルを表示する(H)」のチェックボックスはONのままにしておきます。
ZIPファイルの展開が完了すると、展開先の場所が開きます。
このフォルダの中にある「sakura_install2-4-1-2849-x86.exe」がサクラエディタのインストーラです。
3.インストール
インストーラを使用してインストールする場合は、インストーラを実行した際に表示されるセットアップウィザードに従って操作していけばインストールできます。
(1)インストーラの実行
ダウンロードしたサクラエディタのインストーラ「sakura_install2-4-2849-x86.exe」をダブルクリックして実行します。
(2)利用する言語の指定
「日本語」のまま「OK」ボタンをクリックします。
(3)セットアップウィザードの開始
「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(4)情報
「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(5)インストール先の指定
サクラエディタをインストールする場所を指定します。
場所にこだわりがなければ変更せずに「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(6)コンポーネントの選択
コンポーネント(ソフトウェアを構成する部品)はヘルプファイルとKeyWordファイルの要・不要を選択できます。
デフォルトでは両方インストール対象としてチェックされているので、そのまま「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(7)設定保存方法の選択
設定ファイルの保存方法を選択できます。
デフォルトの状態で「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(8)プログラムグループの指定
デフォルトのまま「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(9)追加タスクの選択
ここでは以下のチェックボックス操作を行います。
- 「クイック起動アイコンを作成する(Q)」のチェックを「OFF」
- 「デスクトップ上にアイコンを作成する(D)」のチェックを「ON」
チェックボックス操作を行ったら「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
(10)インストール準備完了
「インストール(I)」ボタンをクリックします。
これでインストール処理が開始されます。
(11)セットアップウィザードの完了
インストール処理が完了すると完了画面が表示されるので「完了(F)」ボタンをクリックして終了します。
これでインストールは完了です。
4.サクラエディタの起動
インストールが完了したら、デスクトップ上にサクラエディタのショートカットアイコンが作成されます。
このショートカットアイコンをダブルクリックすることでサクラエディタを起動できます。
サクラエディタの起動にはこの他にも、以下の方法もあります。
- スタートメニューのアプリ一覧からサクラエディタを選んで起動
- スタートメニューの検索でサクラエディタを検索して起動
- 「ファイル名を指定して実行」でサクラエディタを指定して起動
- コマンドプロンプトでコマンドを実行して起動
3~4の方法は設定が必要です。設定方法については過去の記事「インストール不要のソフトウェアを環境変数にPath登録して「ファイル名を指定して実行」で起動出来るようにする」で手順を書いています。
ショートカットアイコンからの起動でも十分楽なので基本はショートカットアイコンをダブルクリックで良いです。
5.おわりに
高機能テキストエディタで良く使われるものはいくつかありますが、僕がこれまで参加してきた現場ではどこもサクラエディタが使用できる状態になっていました。
例えば金融系の現場だと貸与されるパソコンがインターネット(外部のネットワーク)に接続できない場所もありましたが、そういった現場でも共有フォルダにサクラエディタのインストーラが確保されており自由にインストールできるようになっています。
コーディングよりかはデータ加工・調査でよく使うエディタなので、SE必須ツールといっても良いかもしれません。
またWindows標準でメモ帳もありますが、文章記述に際してもハイライトを設定したりできるので自宅のパソコンにも導入しておくと便利です。
以上です。
宜しくお願い致します。